鳳凰とフェニックス

Saturday, January 30, 2010

東西の聖なる鳥の代表としてよく混同される両者だが、フェニックスのルーツはエジプトにあり歴史書によれば形態は猛禽類(エジプトで愛好されていた鷹)に近い。

これに対して、鳳凰は長い首、尾羽など孔雀に近い見た目をしており、そのルーツはインドにある。それ以上に、鳳凰は雌雄の別があり卵も産むのに対してフェニックスは単性(雄)生殖をするとされているところに大きな違いがある。

フィクションにおいてしばしば同一視される背景として、両者は共に「火の属性」を持つという共通点が指摘できる(鳳凰本来の属性は風であるが、朱雀と混合され火となった)。鳳凰は南方(五行思想で火を表す)を守護する朱雀と同一視され、フェニックスは自身を炎で焼いて再生するという伝承がある。

鳳凰は英語ではチャイニーズフェニックスと呼ばれている。

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