フェニックスについて

Tuesday, October 27, 2009

フェニックスは、永遠の時を生きるという伝説上の鳥である。 不死鳥、もしくは見た目または伝承から火の鳥とも言われる。 世界各地の伝承では、その涙は、癒しを齎し、血を口にすると不老不死の命を授かると云われている。

古代ギリシア語: φοῖνιξ、ギリシア語: phoenix(古: ポイニクス、近現代: フィニクス)で、英語: phoenix(フィーニクス)。

数百年に一度、自ら香木を積み重ねて火をつけた中に飛び込んで焼死し、その灰の中から再び幼鳥となって現れるという。

元はエジプト神話の霊鳥ベンヌであるとも古代のフェニキアの護国の鳥「フェニキアクス」が発祥とも言われる。しかし上記の伝説はギリシア・ローマの著述家によってしか伝えられていない。

タキトゥスによると34年にエジプトに現れたという。

後代のヨーロッパでは、悪魔学によりソロモン72柱の魔神の1柱とされ、グリモワールにも記載された。その場合は、序列37番の大いなる侯爵とされる。詩作に優れており、話す言葉も自然に詩になるが、人間の姿を取った時は、耳を塞ぎたくなるほど聞き苦しい声で喋るという。一方でキリスト教徒はこの鳥を再生のシンボルとみなし、教会などの装飾に用いた。不死鳥のフェニックスと区別して悪魔のほうのフェニックスをフェネクス(Phenex)と呼ぶ場合もある。

中世アラビアでは炎の中に生きる伝説の動物サラマンダーと混同され、サラマンダーが鳥であるとされていた。

中国の伝説にある鳳凰とは別物だが、星座のPhoenixがほうおう座と訳されるなど混同されることが多い。鳳凰とフェニックスも参照のこと。

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鳳凰とフェニックス

Saturday, January 30, 2010

東西の聖なる鳥の代表としてよく混同される両者だが、フェニックスのルーツはエジプトにあり歴史書によれば形態は猛禽類(エジプトで愛好されていた鷹)に近い。

これに対して、鳳凰は長い首、尾羽など孔雀に近い見た目をしており、そのルーツはインドにある。それ以上に、鳳凰は雌雄の別があり卵も産むのに対してフェニックスは単性(雄)生殖をするとされているところに大きな違いがある。

フィクションにおいてしばしば同一視される背景として、両者は共に「火の属性」を持つという共通点が指摘できる(鳳凰本来の属性は風であるが、朱雀と混合され火となった)。鳳凰は南方(五行思想で火を表す)を守護する朱雀と同一視され、フェニックスは自身を炎で焼いて再生するという伝承がある。

鳳凰は英語ではチャイニーズフェニックスと呼ばれている。

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